特集・コラム
冷たい物で歯がしみるとき:知覚過敏だけと決めつけないための確認ポイント
「しみる」症状で考えられる原因の幅、受診の目安、歯科医院で伝えるポイントを整理します。
目次
1. 歯がしみる原因は複数ある 2. 知覚過敏と自己判断しない理由 3. 早めに歯科医院へ相談したい変化 4. 受診までのセルフケアの注意 5. 受診時に伝えること
歯がしみる原因は複数ある
冷たい物、甘い物、歯ブラシが触れたときに歯がしみる症状は、知覚過敏のほか、むし歯、歯のひび、詰め物・被せ物の周囲の変化、歯ぐきが下がって根元が露出した状態、噛みしめによる負担などでも起こり得ます。症状の種類だけで原因を決めることはできません。
知覚過敏と自己判断しない理由
市販の知覚過敏用歯磨剤を使って症状が軽くなる場合があっても、歯科での確認が不要とは限りません。特定の歯だけが強く痛む、熱い物でも痛む、何もしなくてもズキズキする、夜に痛む場合は、早めに歯科医院へ相談してください。
早めに歯科医院へ相談したい変化
痛みが長く続く、噛むと痛い、歯が欠けた・色が変わった、歯ぐきが腫れた、詰め物が外れた、痛みで食事や睡眠に支障がある場合は受診の目安です。歯の痛みには歯以外の原因が関わることもあるため、診察で必要な確認を受けましょう。
受診までのセルフケアの注意
極端に冷たい物や熱い物、硬い物を避け、痛む側で無理に噛まないようにします。強い力で磨くと症状が悪化することもあるため、やわらかい毛の歯ブラシでも力を入れすぎないよう注意します。痛み止めや歯磨剤は用法を守り、自己判断で治療を先延ばしにしないでください。
受診時に伝えること
何でしみるか、痛みが続く時間、どの歯か、いつからか、歯ぎしり・食いしばりの自覚、使った歯磨剤や痛み止めを伝えます。最近の外傷、ホワイトニング、治療中の歯がある場合も、相談時に共有してください。